令和3年8月27日(金)2学期始業式校長あいさつ

8月末、やや涼しさを感じるようになり、ようやく酷暑の夏休みが終わりました。夏季休業中は、東京オリンピックで一喜一憂したり、恐怖を感じる大雨を経験したり、突然の福岡県コロナ特別警報発令により部活動が中止になるなど、いつもの夏休みとは違う環境となりましたが、まずは福間中生徒の皆さんが今日こうやって元気に2学期を迎えられたことに、教職員一同、安堵の気持ちでいっぱいです。

さて、1学期は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言により、体育祭の延期があり、部活動においては、対外試合を行うことができず、ほとんどの部活動がぶっつけ本番で中体連夏季総体に挑みました。種目によっては感染防止のため無観客となるものもありました。そのような状況の中、大会では、3年生の皆さんを中心に、最後まであきらめずに全力を尽くす姿や、仲間や先生・コーチ・寄り添ってくれた保護者に感謝を表している姿をみてとても感動しました。感動をありがとうございました。そして、沢山の部活動が結果を残してくれたことにも感謝です。

 

さて、今年の全国高校野球選手権大会の開会式で石川県小松大谷高校の木下選手の選手宣誓の言葉が皆さんの気持ちや姿と被っていたのでぜひ紹介したいと思います。

「宣誓、2年ぶりの夏の甲子園、世界に広がる困難のために、普段の生活すらできなくなった人が多くいます。私たちも学校生活や部活動が2年前とは全く違うものになりました。1年前、甲子園という夢がなくなり、泣き崩れる先輩たちの姿がありました。しかし、私たちはくじけませんでした。「思いを形に」! この言葉を胸に自分の目指すべき道を定め、友の笑顔に励まされ、家族の深い愛情に包まれ、世界中のアスリートから刺激を受け、一歩一歩、歩んできました。人々に夢を追いかけることの素晴らしさを思い出してもらうために、気力・体力を尽くしたプレーでこの夢の甲子園で高校球児のまことの姿を見せることを誓います。と力強く宣誓しました。まさに未来志向性に立っていると思いました。

生徒の皆さん、『ぜひ未来志向性に立ってください 』皆さん一人ひとりの「黄金の時代」は常に将来にあります。未来の自分の成長に期待をかけることから、現在の進歩に満足しないし、現在の失敗にも決して落胆しない。そう、みなさんの黄金の日は、今ではない!!

未来にあります!今の経験は皆さんを大きく成長させています。

 

まだまだ、通常の生活状態に戻るのには時間がかかりそうです。ご存知の通り、8月20日より9月12日まで、再度、福岡県において緊急事態宣言が発令されました。特にデルタ株の感染力が猛威を振るう中、学校等でのクラスターも全国各地で報告されています。生徒の皆さんには、以前にもまして警戒度を高めていただき、感染症対策を徹底してほしいと思います。そんな中、ひとつ、皆さんにお知らせがあります。知っているとは思いますが、今年の体育祭は全校一斉では行わず、無観客で感染防止を徹底しながら学年ごとの取組を平日に行うこととなりました。苦渋の決断です、生徒の皆さんのご理解をお願いします。 

併せて本校においても、様々な教育活動の場面で、可能な限り3密を回避する工夫を行い、朝の検温チェックや手洗い、マスクの着用、換気の徹底、給食時の黙食等を継続してお願いします。また、休日においては、日中、夜間いずれにおいても、不要不急の外出を控えること、大型商業施設への出入りを控えることなどを協力してください。

生徒の皆さんの学びを止めないためにも、学校全体の臨時休校だけは避けたいと考えています。生徒の皆さんの協力をお願いします。

最後になりますが、みなさんが経験するコロナ禍での工夫された学校行事等が、みなさんをどのように変えていくのか。あるいは、みなさんが、コロナ禍をどう捉え、この福間中学校をどのように変えていくのか、わくわくする2学期が、みなさんを待ち構えています。志高く、未来への道は必ず続いているという「確信」をもって、2学期の歩みを始めてください。以上。2学期が、みなさん一人一人の成長する学期になることを願って、あいさつとします。

 


令和3年7月20日(火)1学期終業式校長あいさつ

 

今日は1学期終業式です。1学期を振り返って、自分はどうだったでしょうか?ところで、生徒の皆さん「福間中学校の目指す生徒像」3つを言えますか?・・・

私は、4月の始業式で全生徒・全職員・関係する保護者・関係する地域住民のみんなが目指す生徒像を言えるようにしたいと願っているお話をしました。

その目指す生徒像とは、「自立」・「共働」・「参画」です。

私は、その具体的な姿を、次のような姿であるとお話をしました。覚えていますか?

「自立」とは、自分で考え、自分で判断し、自分で決定し、自分から行動できる生徒のことです。具体を示せば、必要なことを自分で考えて行動する、自分の考えをしっかり持っている、自分の強みや弱みを理解し、頼れる人や頼れるタイミングがわかっている生徒をイメージしています。

「共働」とは、同じ目的のため、力をあわせて学ぶこと、働くことのできる生徒です。具体を示せば、人権意識が向上しており、相手の立場や考えを尊重でき、対話により合意形成ができる生徒をイメージしています。これは、今年の生徒会テーマ「ステップアップ」互いを認め合い、共につながり合い、良さを生かし合い、前進する福間中にもつながっています。

「参画」とは、地域の担い手から創り手へ、地域貢献から地域参画ができる生徒のことです。具体を示せば、福津市民であるという当事者意識が向上しており、企画力・創造力・機動力を発揮し、地域と学び、地域で学び、地域の課題を考え、地域に積極的に出向くことのできる生徒をイメージしています。

そして本校では、すべての教育活動において、日常的、継続的な実践を通して、自己中心的な考えではなく、常に社会との関係を捉えるとともに、自分の信念、価値観をもって自分の人生の意味づけを考えながら生きる生徒の育成を目指しています。・・・実際は、この1学期間はコロナ禍でなかなか思うように実践できないのが現状でした。

さて、そんな中ではありましたが、どれだけ福間中が目指す生徒像に近づくことができたでしょうか?君たちの1学期を振り返ってみてください。

ところで、今橋教頭先生に作成していただいている学校通信をしっかりと読んで、ちゃんと閉じあせて保存していますか?・・・・この1学期中に、本日発行をあわせて合計29回発行されています。通信には、その時その時の皆さんの活躍が紹介されています。この通信を見返すことで1学期を振り返ることができると思います。

実は、校長先生も通信を読むのをとても楽しみにしています。校長先生の思いは、教頭先生が書かれてある想いと同じですので、今日ここでは、多くは話しませんが、特にうれしいことを2つ、お願いを1つだけお話をさせてください。

1つめのうれしいことは、校門でのあいさつや廊下をすれ違う時のあいさつをする時の、皆さんの笑顔がとても素敵になってきたことです。特に目が合った後、あいさつと同時の笑顔に校長先生はいやされています。笑顔は、自分に幸せを呼び込みます。そして周りも幸せにすると校長先生は思っています。

 2つめのうれしいことは、中体連大会等で真剣に必死になっている姿をたくさん見ることができたことです。真剣な姿は人の感動を呼びます。校長先生はすごく感動しました。ありがとうございます。

大会や試合には、必ず「結果」が生まれます。スポーツなどは勝負の世界だけど、決して勝ち負けだけではありません。君たちは、それぞれのスポーツなどを通して、実に多くのことを学んでいるのです。・・・そして、その裏には、苦しい練習を一緒に耐えぬいた仲間や皆さんを陰ながら支えてくれる顧問の先生・コーチ・保護者の方々がいることを決して忘れてはいけません。  

最後にお願いをひとつ。夏休みはもちろん勉強も大切ですが、「本をたくさん読むぞ」とか「少しずつでも家の手伝いを続けるぞ」とか「自分の身体と併せてこころも鍛えるぞ」とか普段できないことにぜひ挑戦してください。また、感染防止対策をおこないながら、行われる地域の活動があれば、できるだけ参加し、たよりになる地域の中学生としての活躍も期待しています。

 それでは、生徒の皆さん、自身の早寝早起き朝ご飯に心がけ、自分だけでなく、周りの人の健康にも留意するようにしてください。特に交通安全、水の事故に注意して充実した夏休みを過ごし、元気に2学期を迎えましょう。これで校長先生の話を終わります。

 


令和3年4月26日(月)

 コロナ第4波がジワリと福岡に迫ってきています。先週3年生の修学旅行を実現することができました。今のところ、3年生に体調を崩している生徒はいません。次の体育祭を実現させるためにも、今一度気を引き締めて、自分ができる感染防止対策をやり続けてほしいと思います。最後の最後まであきらめず、進んでいきましょう。ただ、どうしても実現が難しい厳しいときは、勇気ある撤退も必要であることを忘れないで進めていきましょう。今日から体育祭の全体練習(校歌・行進・体操)でした。最初、ブロックリーダーと生徒会による校歌のデモンストレーションがありました。少ない人数で、運動場に響き渡る校歌にみんな驚いていました。全体練習を楽しみ、楽しさを自分たちで作り出している姿に感動しました。

 


令和3年4月14日(水)

 今日は、生徒会のあいさつ運動をおこないました。生徒会の面々がのぼりばたを持ち、笑顔で明るく大きな声であいさつしています。そこにたくさんの1年生が登校してきます。先輩たちの優しい笑顔のあいさつに1年生も笑顔で答えてくれます。子どもたちの姿を見て心豊かになりました。いつもより少し肌寒い朝でしたが、あったかくなりました。明日もあります。明日はどんな笑顔が見られるか楽しみです。

 


令和3年4月13日(火)

 6時間目終了後、図書館にてブロック長任命式をおこないました。このブロック長は、体育祭だけでなく、年間を通してブロックを統括し、みんなが協力し合い、思い合い、信頼し合う学校を創造していく役割があります。橙・紫・青・緑・赤・桃・黄の14名のブロック長を任命しました。勇気を出して、よくぞ立候補してくれました。今年の体育祭も、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、午前中のみの開催となる体育祭です。昨年度は、今まで誰も体験したことがない、初めての経験となりました。なかなか先が見えにくい状況でした。今年は、少し見通しがあります。昨年以上の体育祭を創ってくれればと思っています。昨日の部活動紹介はとてもユニークで表現力がとても豊かでした。まさに楽しさを自分たちで作り出していました。体育祭も楽しい体育祭をするのではなく、楽しい体育祭にするのです。ブロック長の皆さんには、目指す生徒像の自立と共働について、具体的な目標の姿を立て、この体育祭を通して達成してほしいと願っています。

 


令和3年4月12日(月)

 対面式・部活動紹介が行われました。どの部活動も、工夫し、趣向を凝らした楽しい紹介でした。素晴らしい表現力に感動しました。コロナ禍、通常の日常生活が儘ならない中だからこそ、「而今」すなわち、今という時間(瞬間)を大切にしながら学校生活を送ってほしいと思います。楽しさは、自分で作り出すもの。楽しい取り組みをするのではなく、楽しい取り組みにするのです。それが目指す生徒像の「共働」という具体の姿です。今年は、15899名の尊い命を奪った未曽有の大震災から10年が経過、現在は、新型コロナウィルス感染症のために、1万に近い多数の命が奪われています。私たちは、これからも、かけがえのない命の大切さについて改めて思いを馳せながら生活するとともに、他者に対する「思いやり」と「感謝」の気持ちで溢れている、すなわち、「あたたかさ」と「やさしさ」が溢れている福間中学校にしていきましょう。皆が安心して、元気に明るく笑顔で学校生活を送るとともに、持っている力を充分に発揮しながら、あなただけの素敵な花を咲かせてください。

 


令和3年4月9日(金)

第75回入学式 式辞

 

うららかな春の光の中、色とりどりの花が咲き競う今日の佳き日に、入学式を迎えられた332名の新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。

また、ご来賓の方々におかれましては、公務ご多用の中、福津市教育委員会教育長 大嶋正紹(オオシマ マサツグ)様をはじめ、3名の方々のご臨席を賜り、「本校第75回入学式」をこのように挙行できますことを、心より感謝し、厚くお礼申し上げます。 

さて、ここ福間中学校は、平成23年から、学校・家庭・地域が連携・共働して、子どもを育てるコミュニティ・スクールを取り組む中で、子どもたちを見守ってまいりました。その成果は、トークフォークダンスや回し読み新聞、海岸清掃、松原保全活動をはじめ、ボランティア活動等を続けることで、子ども達が「自ら考え行動する」ことを体得してきたと思います。さらに、地域の方々を自分たちの応援隊だと感じている子ども達が増えてきたと思います。

変化の激しいこれからの社会、子どもたちの将来を見据え、福間中学校区では、一昨年度から「横のつながり」に加え、小中9年間の連続性や接続と一貫性を重視した「縦のつながり」を大切にし、地域の大人を巻き込んだ子どもの「社会力」を育成する小中一貫型コミュニティ・スクールを推進しています。しかし、昨年は、学校の臨時休業や分散登校、教育活動への様々な制限など抗うことのできない大きな力に翻弄されました。これから先、ポストコロナ時代を受け入れながら、感染防止対策を継続し、子ども達には、福間中学校区での新たなコミュニティ・スクールの良さを体感させてあげたいと思います。

改めまして、保護者の皆様、お子様のご入学、心よりお祝い申し上げます。

これから三年間、ご期待に応えられるよう教職員一同、全力を尽くして教育にあたる所存です。今後お子様は、一番多感な時期、思春期を迎えます。加えて三年後は、進路選択という克服しなければならない課題もあります。これらを乗り切るには、学校だけでは、決してうまくいきません。家庭教育という土台があって初めて学校教育も大きな成果を得ることができると考えます。中学生の時期は、親が思う以上に、教師が考える以上に思い悩んだり、困ったりする時期でもあります。今まで以上に保護者と学校の絆を太くし、さらに地域の皆さまのお力をお借りしてこそ、子どもを大きく育て伸ばすことができると確信いたします。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

 本来なら、新入生の呼名があり、お祝いの言葉をいただき、先輩方からの歓迎の言葉や吹奏楽の演奏がある所でした。コロナ禍、昨年からたくさんの学校行事等が中止や開催の制限を受ける中で、本校でもオンラインの試みも始まりました。社会においてリモートワークが当たり前になりつつあるなら、学校では、ギガスクール構想の実現によるリモート等も広がりつつあります。社会構造がその在り方を変えていく歴史の転換期の、まさに象徴として、私たちはコロナ禍という現実社会に立ち会っているのかもしれません。

 いつの時代も、次の時代は皆さんのような若者たちのイノベーションによって創り出されていきます。 持続可能な世界を実現する、未来の創り手として、新入生の皆さんが活躍する日はすぐにやってきます。

どうか、福間中学校75期生の皆さんが、これからの中学校生活を通して、自分の人生に「最上のもの」を連れてくるよう「勇往邁進」されんことを願っています。

それでは新入生の皆さん、

「将来の 夢に向かって 全力でalways  look  forward

 

令和三年 四月九日

 コミュニティ・スクール福津市立福間中学校 

              校長 竹原 誠

 


令和3年4月7日(水)

 春、この時期の学校は、卒業式や入学式をはじめてとして、「別れと出会いの季節」です。学校の先生方が、他の学校へご転出・ご退職される季節でもあります。ここ福間中学校でも、勤務年数の違いはありますが、コロナ禍で子ども達と共に様々なことに挑戦していただいた16名の先生方がご転出・ご退職されました。とても寂しいことですが、感謝の気持ちを込め、お別れをしなくてはなりません。本日は、11名の先生方が離任式に来ていただきました。卒業生をはじめ、PTAの方々、学校運営協会の方々、福津市教育委員会の方々もたくさん来ていただきました。コロナ禍のため、各教室でリモートで行いました。子どもたちは、11名の先生方を感謝の気持ちを込め、送り出してくれました。その後、1時間ほどで赴任式です。本年度は、新しく18名の先生方いらっしゃいました。赴任してきた先生方は、なにかと不安なものです。子どもたちは温かく迎えてくれることでしょう。その後、すぐに始業式です。福間中学校では、校長の式辞のあとに、学年代表の生徒のあいさつがあります。修了式・始業式でもそうでしたが、子ども達があいさつの中に福間中が目指す生徒像等を必ず盛り込んでくれることが校長としてとてもうれしく思います。さて、変異株が日本でも見られるようになり、コロナ禍での日常生活や学校生活の制限はまだまだしばらく続きそうです。おかれた現状の捉え方や考え方をプラス思考に変えて、昨年度の経験を活かしながら、さらに工夫を重ね、すべてが楽しいと思えるようなコミュニティスクール福間中学校を推進していきたいと考えます。本年度も、保護者の皆様、地域の皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 


令和3年3月25日(木)

 昨日、令和2年度の放送で修了式を行いました。この1年、抗うことのできない大きな力に翻弄された1年でした。そんな中、生徒をはじめ先生方・保護者の皆様・地域の皆様のご理解とご協力もあり、できる範囲での学校行事・CS行事・地域貢献活動等の実現をしていただきましたことに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。新年度になっても、この状態はしばらく続きそうです。福間中学校の教師はしっかり寄り添い、子ども達が明るく元気に夢を実現できるように支援してまいります。今後とも、皆様のご理解と温かなご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします。1年間ありがとうございました。

 


令和3年3月12日(金)

令和2年度第74回卒業証書授与式「式辞」

 

 正門の左にある「ハクモクレンの花」も卒業を祝うかのように咲き始めています。「コロナ禍」で翻弄されている私たちの社会とは違い、時の流れ、季節は巡るという自然の摂理・真理は、絶対のものであるということを痛感いたします。

 本日、ここに令和二年度 第七十四回 福津市立福間中学校卒業証書授与式を挙行いたしましたところ、公私とも御多用の中、福津市教育委員会教育委員 藤井史子様、半澤佳子様、学校運営協議会会長 木本圭子様、PTA会長 竹内康秀様をご来賓としお迎えし、二百数十名の保護者の皆様の御臨席を賜り、卒業生の門出をともに祝っていただきますことに、高壇からではございますが、心より感謝を申し上げます。

 ただ今、卒業証書を授与いたしました二百四十五名の皆さん、御卒業おめでとうございます。今、皆さんは三年前に夢と希望を持って、福間中の門をくぐった日のことを思い出すとともに、学年を重ねるごとに加速度を増す時の流れの速さに戸惑いながら、早くも旅立つ時が来たのだと、改めて実感していることと思います。コロナの影響でいろいろ苦しんだりつらい思いをしたり、できることができなくなった皆さんにはお祝いと同時に、苦しみながらも最上学年三年生として忍耐強く学校を支えてくれたことに深く感謝したいと思います。本当にありがとうございます。

 とは言え、特に、この一年は、学校の臨時休業や分散登校、教育活動への様々な制限、部活動での大会中止、日常生活における多くの変更など、抗うことのできない大きな力に翻弄されました。先の見えない暗闇の中で、もがき続けながら、笑顔よりも涙顔、苦悶、苦闘する時の方が多かったことと思います。でも、皆さんは決して潰されることなく、諦めることもなく、しなやかな感性を持って数々の困難に立ち向かってくれました。「自立・貢献・対話」を合言葉に、「私たちには乗り越えられる試練しか与えられない」という言葉のとおり、新たな可能性を追求した体育祭や文化祭などの学校行事は勿論のこと、希望進路の実現においても、受験は団体戦で挑み、クラスだけでなく学年全体で闘ってくれた本当に頼もしい学年、歴史と記憶に残る福間中史上最強の学習集団を作り上げてくれました。そんな力強い卒業生の皆さんとお別れするのはとても寂しい限りです。

 さて、改めまして、保護者の皆様に、心からお祝い申し上げます。眩しい程に成長し、本日、晴れの卒業式を迎えた お子様の姿を目にして、感無量のことと存じます。早朝から学校に送り出し、我が子の充実した中学校生活と 成長を願い、何よりも元気に帰宅する姿を祈る日々。時には人間関係に悩み、心折れることがあったかもしれません。時には進路で親と意見が対立し、相手が何を願うのか、何を祈るのか 互いの思いが伝わらないことに、いつの間にか流れた涙を、拭ったことがあったかもしれません。そんな思春期の多感な生徒たちを、いつも励まし、支えていただいた三年間も今日でさよならです。保護者の皆様のその深い愛情に対しまして、心から敬意を表しますとともに、三年間の長きにわたり、本校の教育活動に、ご支援・ご協力を賜りましたことに、深く感謝を申し上げます。お子様がご卒業なされても、今後も引き続き、本校教育に温かいご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 最後に、困難であったこの一年間を振り返り、「光と陰」というテーマでメッセージを贈り、この式辞を締めくくらせていただきたいと思います。 

 この一年ほど、「光と陰」を意識する時はなかった。光は照らすもの。明るく、温かく私たちを包み込むもの。光の中で、人々は安心して集い、触れ合い、語り合う。陰は光が届かぬところ。暗く、冷たく私たちを閉じ込める。陰の淀んだ空気の中では、人々は引き離され、孤立し、黙らされる。光に慣れていた私たちは、薄暗闇に包まれた見覚えのない場所に 恐怖を抱き、身近な人にさえ攻撃的になる。暗黒、ブラックは見えないもの、見えないから理解できない、理解できないから得体が知れない。だから恐れる。だから嫌う。

光に照らされた世界は、私たちが、何の心配もなく、当たり前に、皆で食事に出かけ、演奏会を楽しみ、気軽に旅行に出かけていた過去。陰の世界では、感染に怯え、外食、旅行はおろか、外出さえも妨げられた。そんな営みの消えた街の中、感染防止のため、職を失う人がいる一方で、感染対策のため増え続ける仕事に気力を失う人たちもいる。そんなやり場のない怒りや嫌悪に満ちた現在。

そして未来、もはや、楽しかった過去の世界のアンコールは望めない。では、私たちは何をすべきか。光と陰の関係を当てはめてみる。それは、見えない陰に光を当てること。明るくなれば、恐怖が消える。照らしてみれば、正体が見える。光があれば、希望が持てる。

光を当てるとは、知ること。思い込みや偏見ではなく、科学の目で、公平の耳で、嘘のない誠実の心で、知覚し理解すること。しかし、この陰の中、知ろうとすること、そして理解したことを正直に口にすることにも、相当な勇気がいることに、私たちは気付いた。

どんなに怖くても、私たちは誠実の勇気を持たねばならない。なぜなら、誠実を失うことは、多くの命を失うことにつながるのだから。

 

 さあ、福間中の生徒の皆さん。希望の光を持って、世界を照らし出だしてください。どんな困難にも負けない誠実の勇気を持って、未来を切り拓いてください。

春の光の中、将来、未来を逞しく活躍する君たちの勇姿を想い描きながら 式辞とします。

 

令和三年三月十二日

コミュニティスクール福津市立福間中学校 校長 竹原 誠

 


 

令和3年2月4日(木)

受験生へ激励の言葉

人は、人生をかけて戦わないかん時があります。相手がどんなに強い、相手の方が絶対有利だと言われていても、立ち向かっていかないかん時があります。

高校入試はその一つです。試験は緊張します、問題がむずかしいかもしれません、でもそんなのは自分が思っているだけです。

今までの努力と経験。どれを取っても福間中学校のみんなの方が上です。それぐらいの力は君たち一人一人が持っています。君たちならできる。君たちならできます。

さあ、やりましょう!この福間中学校第3学年のみんなで、最後の最後まで力を出し尽くして、明日は試験に勝つ。

君たちの力をみせてください!思いっきりやってこい!全集中で!

 

 


令和3年1月6日(水)

年頭のあいさつ

 

 

新年あけましておめでとうございます。穏やかな朝、澄んだ空気に自然の美しさをあらためて感じました。穏やかな天候とは裏腹に、報道からはコロナの状況が日々伝わってきています。そのような中、社会のため日々奮闘していただいている皆様にあらためて感謝申し上げます。今年こそはコロナ禍がおさまり、当たり前の日常が戻ってくることを願ってやみません。保護者のみなさま、地域のみなさま、日ごろからご支援ありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。学校では、できる限りの対策・対応をとっていきたいと考えております。家庭・地域・学校の3者が一体となって、福津の未来を担っていく子どもたちの安全・安心を確保していきたいと考えています。どうか今年もご支援ご協力よろしくお願いいたします。

生徒のみなさんには、コロナ禍に邪魔されることなく、夢を育み未来に進んでほしいと思います。私たち福間中学校の教職員は、全力で皆さんをバックアップします。どのような時もみなさんの心に寄り添い、いつもみなさんの心のそばにいます。共に夢に向かって進む1年にしましょう。また、3学期は、1年間のまとめの学期です。特に3年生にとっては中学校3年間最後の学期となります。1日1日を大切にして卒業までリーダーとして頑張ってほしいと思います。各学年それぞれに次の学年に向けて子どもたちがしっかりと現在学年の課程を修められるように、職員一同力を合わせて頑張りますので、ご家庭でもお力添えをお願いします。新学年へジャンプする大きな力を蓄えることを願っています。

 

 


令和2年12月24日(木)

コロナ禍、自粛自粛で行事等が中止や縮小となる中、子どもたちも教師も知恵を出し合い、考え、主体的に行動してくれました。そして、子どもたちが成長した姿をたくさん見せてくれました。沢山ありますが、特に昨日は、大掃除で必死に丁寧に掃除をする子どもたちの姿に私は感動しました。また校門での朝のあいさつも目を見て笑顔で明るく会釈をしてくれます。子どもたちからたくさんの元気をもらいました。子どもたちをはじめ、先生方、保護者・地域の皆様にお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。まだまだ、新型コロナウィルスの感染拡大は油断ならぬ状況です。一日にも早い終息を願っています。来年もコミュニティスクール福間中学校の教育活動に皆様のご理解とご支援の程、よろしくお願いいたします。皆様にとって来年こそ幸多い1年になりますことをお祈りいたします。

 


令和2年12月11日(金)

明日は、2回目のトークフォークダンスです。前回は11月28日(土)に行いました。沢山の皆様のご理解とご協力があり実施することができました。前回から2週間経ちましたが、感染者は出ていません。明日も感染対策(検温、消毒、換気、飛沫感染防止のためマスク、パーテーション、追跡調査等)を行いながら、子どもたちに「コロナ禍でも豊かな経験を」体験させてあげたいと思います。それでは、ご協力いただく皆様、コミュニティ・スクールにしかできないこの行事を楽しみながら頭と口をフル回転させてください。

 


令和2年12月7日(月)

明日は「お弁当の日」です。子どもはやらせればできるものです。一緒にお弁当づくりをして、新しい子どもの姿を発見してください。福間中学校の生徒の皆さんへ「食事をつくる大変さがわかり、家族を有難く思った人は優しい人です。一粒のコメ、一個の白菜、一本の大根にも命を感じた人は思いやりのある人です。食材が弁当箱に納まるまでの道のりにたくさんの働く人を思い描けた人は創造力のある人です。自分のお弁当をおいしいと感じ、嬉しいと思った人は、幸せな人生が送れる人です。弁当の日で仲間が増えた人、友達を見直した人、大切を増やした人は、人と共に生きていける人です。いただきます、ごちそうさまが心を込めて言えた人は感謝の気持ちを忘れない人です。」(引用:竹下和男著 シリーズ子どもの時間3お弁当の日がやってきたより)東京ガスのCM家族の絆お弁当メール編を見てみてください。涙・涙です。分かるようになるのは自分がお弁当を作るようになってからかな?

 


令和2年11月27日(金)

昨日は、第75期生徒会役員立会演説会と投票でした。立候補者は、19人。それぞれ候補者の応援責任者を加えた38人が次々に放送で演説をしました。態度も内容も、みんな立派でした。2年生の堂々とした演説も、おそらく初めてであったろう1年生の初々しい演説もみんな素敵でした。候補者の公約には、行事の活性化、あいさつ運動への参加、目安箱、地域学校貢献活動への呼びかけ、安全安心でみんなが楽しめる学校づくりなど生徒の目から見た学校の改善案が並びます。どれもうなずけるものばかりでした。立候補者と同じくらい立派だったのは、演説を聴いている人たちの姿勢です。38名が話すのですからそれなりに時間がかかるのですが、最初から最後まで私語もせず、真剣に聞いている様子が素晴らしいと思います。新しい生徒会執行部と専門委員長が決まれば、新メンバーに校長からめざす学校経営の構想のお話をしたいと考えています。

 


令和2年10月17日(土)

本日から文化発表(展示)が開催します。今年は、新型コロナ感染防止の観点から例年通りの文化祭はできずに展示発表という形になりました。そんな中でも、子どもたちは、思い「文化祭テーマ:感謝with異例を楽しめ!思い出の校舎、当たり前の日常、友達と会える幸せ~そのすべてにありがとう~」を伝えるため、考え、工夫し、行動してくれました。私の方こそ、幸せの種を蒔いてくれた子どもたちに感謝です。さてさて、見どころはたくさんありますので、できるだけ早急に学校通信や学校ホームページで紹介いたします。お楽しみに!!

 


令和2年10月5日(月)

3日(土曜日)から、中体連新人戦宗像大会が始まりました。各部活動専門部でコロナ感染予防を十分に行いながらの開催となりました。選手たちは、夏の中体連大会が開催できなかった3年生の先輩たちのくやしい思いを心に刻みながら、大会に臨んでいます。結果速報です。ソフトボール部優勝!筑前大会出場。剣道部男子おしくも2勝2敗で予選リーグ敗退。剣道部女子優勝!筑前大会出場。ソフトテニス部筑前大会をかけた決勝トーナメント河東中との対戦でフルセットの上、惜しくも敗れる。野球部日の里中にコールド勝ち。次の相手は津屋崎中です。筑前をかけて戦います。また、同日、陸上の筑前大会が博多の森でおこなわれ、走高跳と100mの選手2名が県大会へ出場します。さらに、同日、西福間の松林保全活動がおこなわれ、26名の生徒がボランティアで頑張りました。校長先生は、皆さんの頑張る姿を見ることと笑顔を見るのが楽しみです。会場では多くの人が笑顔であいさつをしてくれたり、声をかけてくれてありがとう。

 


令和2年10月2日(金)

コロナ禍で今年は、何でもかんでも自粛、自粛。そんな空気が当たり前になっているような気がします。でも少し違うのではないかと思うのです。自粛の中でも、しっかりと子どもたちには、様々な体験をさせてあげたいと思っています。感染予防をしっかりとして、直接体験の場を通して、仲間や地域の方々とのコミュニケーションづくりを少しずつ行いたいと考えています。皆様のご理解とご協力をお願いたします。

 


令和2年8月19日(水曜日)

令和2年度 第2学期福間中学校始業式式辞

 

8月末、まだまだ残暑を感じる今日この頃、福間中生徒の皆さんが今日こうやって元気に2学期を迎えられたことに、教師である私どもにとりましても、この上もない喜びでいっぱいです。

さて、本年度の1学期は、新型コロナウイルスにより、2か月にわたる臨時休校や体育祭などの学校行事の中止や延期・縮小、中体連夏季総体は宗像区のみの開催となる等、ある意味、「試練」にも似た状況下でのそれぞれの締めくくりや節目だったのではないでしょうか。

3年生諸君、『ぜひ未来志向性に立ってください 』諸君一人ひとりの「黄金の時代」は常に将来にあります。未来の自分の成長に期待をかけることから、現在の進歩に満足しないし、現在の失敗にも決して落胆しない。そう、みなさんの黄金の日は、今ではない!!

未来にあります!この経験は皆さんを大きく成長させています。

 

ところで、皆さんコロンブスを知っていますか?・・・コロンブスはなぜ「大航海」に乗り出したのでしょうか?・・・バスコ・ダ・ガマに続き、当時黒いダイヤと言われた胡椒を求めて西回りでインドへ向かい、たまたまアメリカ大陸を発見したが本人はインドと思っていた?など説はいくつかありますが、一説には、当時ヨーロッパには、ペスト(黒死病)の大流行、いわゆるパンデミックが起こっていました。14世紀ヨーロッパ中4分の1の人がなくなったといわれています。そんな中、生きる希望を新天地に求める機運が高まったことが、アメリゴ・ベスプッチやマゼランなど多くの航海者の登場につながったとも言われています。すなわち、人間は、「困難な局面」を、新たな進歩(展開)につなげていく「力」を持っているのだと、私は考えています。

 

さて、今年の甲子園での高校野球は、春の選抜で選ばれた学校が、1試合のみ対戦する交流試合がおこなわれました。開会式での選手宣誓は最初の試合で対戦する大分商業の川瀬堅斗選手と花咲徳栄(はなさきとくはる)高校の井上朋也選手のキャプテン2人が一緒に行いました。とても素晴らしい内容でしたので紹介します。

はじめに大分商業の川瀬選手が、「私たち高校球児は夢の舞台『甲子園』に立つことを目指し、仲間とともに励ましあいながら心・技・体を鍛えてきました。新型コロナウイルスとの戦いや、たび重なる大規模な豪雨災害からの復旧・復興など厳しく不安な状況下で生活している方もたくさんおられます。このような社会不安がある中で都道府県の独自大会、そして、この2020年甲子園高校野球交流試合を開催していただけることによって、再び希望を見出し、諦めずにここまで来ることができました」と述べました。

続けて、花咲徳栄(はなさきとくはる)の井上選手が、「一人ひとりの努力が皆を救い、地域を救い、新しい日本を創ります。『創造・挑戦・感動』。今、私たちにできることは1球をひたむきに追いかける全力プレーです。交流試合の開催や、日々懸命に命、生活を支えてくださっている皆様への感謝の気持ちを持ち、被災された方々をはじめ、多くの皆様に明日への勇気と活力を与えられるよう、選ばれたチームとしての責任を胸に」と述べ、最後は2人で声を合わせて、「最後まで戦い抜くことをここに誓います」と力強く宣誓しました。まさに未来志向性に立っていると思いました。

 

まだまだ、通常の生活状態に戻るのには時間がかかりそうです。そのため、次の3つのことを常に忘れないでほしいと思います。一つ、甘えからの卒業です。親と自分との新たな関係を築かなければならない時なのです。親から愛される自分ではなく、親や家族を愛する自分に変わらねばならない。一つ、今抱える悩みに、逃げることなく、真正面から向き合いなさい。 一つ、他人の幸せをも願える人間関係を重視できる人であれ。

さあ、この学校が提供し、みなさんが経験する教育プログラムが、みなさんをどのように変えていくのか。あるいは、みなさんが、この福間中学校をどのように変えていくのか、わくわくする2学期が、みなさんを待ち構えています。志高く、未来への道は必ず続いているという「確信」をもって、2学期の歩みを始めてください。

以上。2学期が、みなさん一人一人の成長する学期になることを願って、あいさつとします。

 


令和2年8月7日(金曜日)

保護者・地域の皆様へ

 1学期は、例年と違うこと(臨時休校・プレハブ仮校舎での生活など)が多く、子どもたちも教職員も試行錯誤をしながらの学校生活でした。また、学校が再開してからも、感染症予防を常に意識しながら学校生活でした。子どもたちは、そんな中からでも多くのことを学び、体験しました。そして、教職員は、限られた時間の中で最大限子どもたちの安全と学びを支えてきました。毎日の健康観察など保護者の方々にも多くのご協力をいただきました。

こうして無事に、1学期を終えることができ、感謝申し上げます。2学期もどうぞよろしくお願いします。


 

令和2年6月29日(月曜日)

みなさま、こんにちわ。

このたび、令和2年4月1日付けで福津市立福間中学校第24代校長として、着任しました竹原誠と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、着任早々ではありますが、このたび新型コロナウィルス感染症の広がりに伴い、3カ月間、今まで当たり前のようにあった普段の学校生活が送れなくなった子どもたちのことを想うと心が痛みます。また、保護者の方々をはじめ、地域の方々におかれましても不安な日々を過ごされていることと思います。

まだまだ、油断ができない状況ではありますが、子どもたちが安心して勉強や部活動・学校行事や地域行事・地域貢献活動に取り組むことができる学校を目指して、保護者・地域・関係機関の皆様と連携を密に取りながら、全力で取り組む所存です。

これからも皆様方のご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。