コロナ禍の教育活動について ~教育長メッセージ~

 

 保護者及び地域の皆様には、市教育行政について、日頃より多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

 

新型コロナウイルス感染症が発生してから3年、幾度となく感染拡大の波がやってくるという状況下、ひとりひとりが感染予防対策をとりながら、困難な状況を過ごしてきました。今後も、適切な感染対策を行いつつ、新しい生活様式を身につけることが大切になります。

 

福津市内の小中学校では、手洗いや換気などの基本的な感染症対策に加え、感染拡大リスクが高い「3つの密」を避ける、身体的距離を確保するといった感染症対策を徹底しながら学校教育活動を進めております。

 

教育活動におけるマスクの着脱については、「正しいマスクの着用は基本的な感染防止対策であること」を前提としながらも、次の点を基本として取り組んでいるところです。

・十分な身体的距離(2m以上)が確保できる場合は、マスクを着用する必要はない。

・身体的距離が確保できない場合であっても、屋外で会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はない。

・体育の授業中など、熱中症などの健康被害が発生するおそれがある場合はマスクを外すこと。

・登下校時、人と十分な距離が確保できる場合は、マスクを外すこと。

 

 また、マスクの着用については、さまざまな事情から、マスクをできない子、マスクをしない子、マスクの着用を希望する子、マスクを外すことのできない子、それぞれいると考えています。このことは、児童生徒や教職員はもちろん、保護者や地域の皆様にもご理解いただく必要があると考えています。福津市教育委員会としましても、マスクの着用の有無がいじめや差別につながらないよう、学校と連携し対応してまいります。

 

 今後も、感染症対策を徹底しながら学校教育活動を進めてまいりますので、引き続き、保護者や地域の皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 

      令和4125日  

                                                    福津市教育委員会

​                                                      教育長 大嶋 正紹